先日、iPhoneケースを購入したのですが、キズがついた商品が届きました・・・。
Amazonに過失があった場合は、ほぼ100%返金してもらえて、着払いで送り返してOKなんですよ!
軽やかにキズがついたケースは返品しました!
返品の手続きもとても簡単なのですが、「Amazonのヘルプページ」で調べると、めちゃくちゃ複雑なんですよね。。
そんな感じのヘルプページだったので、分かりやすく丁寧に解説していきたいと思います。
本記事では、以下の3点を徹底的に分かりやすく解説します。
- 知っておきたい返品についての知識や注意点
- 返品手続きの手順マニュアル
(写真多めで分かりやすい) - 返品する商品の梱包方法と注意点
(写真多めで分かりやすい)
Amazonの返品方法で迷ったら、こちらの記事を参考にしてみてください。
また、実際のやり方を今すぐ知りたい!
そんな方は、『2.誰でもできる!分かりやすい返品手続きの方法を徹底解説』から読み進めてください。
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1.Amazonで購入した商品の「返品・交換」の条件を徹底解説
ヘルプページで調べてみましたが、「返品・交換」の条件はかなり複雑でした。
というのも、Amazonが扱う商品が多すぎて、各ジャンルや商品ごとに条件が変わってくるからなんですよね。
なのでポイントをまとめて分かりやすく解説します。
1.誰が発送したか?で「返品・交換」の条件が変わる
Amazonで販売されている商品は、このように2通りに分かれて発送されます。
- 「Amazon.co.jpが発送する商品」
- 「出品者が発送する商品」
意識してないと見分け方がよく分からないと思うので、見分け方から解説します。
- 「カートに入れる」ボタン下
- 「商品の価格」の下
このどちらかに記載がございます。
分かりやすい画像を載せておきますのでご覧ください。
- Amazonが発送する商品は、
「Amazon.co.jpが販売・発送します」と書いてあります。 - 出品者が発送する商品は、
「〇〇(出品者名)が販売、発送します」と書いてあります。
「Amazonが発送する商品」は、Amazonが定めたルール。
「出品者が発送する商品」は、出品者が定めたルール。
それぞれのルールで「返品・交換」の条件が異なりますので注意しましょう。
2.Amazonに責任がある場合の「返品・交換」は、全額返金か同じ商品と交換
お客様(自分)に過失がない場合は、責任をもってAmazonが対応してくれます。
ご安心ください。
「初期不良」や「出荷・配送時」の損傷などが例として挙げられます。
届いた商品で「あれっ?」っと疑問に思う点があれば、まずはAmazonカスタマーセンターまで連絡しましょう。
3.開封したかどうかがとても重要!お客様都合の「返品・交換」について
お客様都合の場合は、基本的に返品の配送料は自腹になります。
開封状態にかかわらず、これらは返金できないので注意してください。
- 配送料
- 手数料
- ギフトラッピング料
これが1番多いケースだと思いますが、この場合はお客様都合による返品となります。
お客様都合による返品も、「Amazonが発送する商品」「出品者が発送した商品」の場合で異なります。
- 未使用かつ未開封の場合は、商品代金を全額返金
- 開封済みの場合は、商品代金の50%を返金
実は何回かやってます笑
金額が安い商品の場合、返送料金が自腹になることを考えると、返送するかどうか悩むものが出てきます。
金額が高い商品の場合は、不要なものなら50%の返金でも返品したほうがいいケースが多い印象です。
- 出品者が定めたルールでの対応
「出品者が発送した商品」のお客様都合での返品については、出品者に問い合わせる必要があります。
「出品者が発送した商品」についても、Amazonが対応してくれるケースがあるようで少しホッとしました。
次は、お客様都合での「返品・交換」について、「できる商品」と「できない商品」があるので解説していきます。
4.お客様都合でも返品できるもの
大きく分けると食品や洗剤といった家庭用品、バッテリーが含まれる製品などが返品を承れない場合があります。
お客様都合で返品できるものを一部挙げておきます。
- 「Amazon.co.jpが発送する商品」で、食品や洗剤といった家庭用品「以外」のもの
(実は返品できるものは結構ある) - 誤って購入した「Kindle本」
(注文日から7日以内にカスタマーサービスに連絡。AmazonがOKした場合のみ返金) - 誤って注文した「Prime Video」
(ダウンロードやストリーミング再生を一度も行っておらず、注文から48時間以内であればキャンセルできる) - 「Fireタブレット」などのAmazonデバイス
(未使用で商品到着日から30日以内なら返品できる)
5.お客様都合による返品ができないもの
- デジタルミュージック
- ゲーム&PCソフトダウンロード商品
- Androidアプリストアから購入した商品
(アプリ、アプリ内課金、およびAmazonコイン) - 書籍(雑誌)
- 植物
- ペット用品
(生き物、ペット用の飲食物およびサプリメント) - ドラッグストア・ビューティー
(医薬品、医薬部外品、化粧品、サプリメント、医療機器) - 食品・飲料・お酒
- Amazonギフト券
- イベントチケット、サービスチケット、プリペイドカードその他プリペイド式商品
- Amazonパントリー
6.そもそも返品・交換が不可能なケースや商品
- 受注生産品、特注制作品、刻字入り商品、およびサイズお直し品
- メーカー既成の外装で配送した商品を返送するときに外装がない場合や、外装のみに損傷がある場合
- 使用済みまたは開封済みの消耗品
- メーカーが初期不良と認定していない場合(液晶パネルのズレ、ドット抜け、使用後の外観の傷など)
- リチウム電池、およびそれを内蔵する商品
7.「返品・交換」の手続きは、商品が到着後「30日以内」に完了しよう
Amazonのヘルプページには、「商品が到着後30日以内に返品・交換を完了してください。」と書かれていました。
どういう手続きをすればいいか?
詳しく確認しましたので解説します。
- 注文より30日以内
- 注文履歴で返品処理をおこなう
- Amazonの配送センターまで返送する
これら3ステップで返品処理が完了いたします。
その場合は、お客様にて返品ができない可能性がありますが、ご事情を考慮し対応いたします。
お手数ですがご連絡ください。
原則では商品が到着してから30日を過ぎると「返金額が20%減額」されるようだけど、ケースバイケースで対応してもらえる場合がありそうです。
不具合以外でも、何か気になった場合はうやむやにせず、Amazonカスタマーサービスに相談してみましょう。
8.返金は支払い方法と同様の方法でおこなわれる。期間は「まちまち」
返送された商品をAmazonが受領して、返金処理が開始されます。
返金可能の有無や返金方法は、以下の理由により異なります。
- 商品の状態
- 「返品・交換」までの期間
- 購入方法
このように書いてあったので詳しく聞いてみました。
同月内であれば相殺、月をまたぐ場合は返金処理があった月の請求額から返金分を差し引いて請求となります。
(クレジットカード会社により表示が異なる場合があります)
支払方法によって返金までの日数は異なります。
「返金」について、もっと詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
支払方法別に下記の内容が詳しく記載されています。
- 返金の方法
- 返金までの日数
- 注意事項
2.誰でもできる!分かりやすい返品手続きの方法を徹底解説
簡単で早い手続き方法を調べたら、この3点が重要なことがわかりました。
- Amazonによる過失の場合は着払いで返送
- 返送に必要な情報をプリンターで印刷
- 郵便局に集荷を依頼する
もちろんプリンターがない場合の方法も解説しますのでご安心をください。
それでは返品の手続きから順に説明します。
「Amazon.co.jpが発送する商品」の返品手続きを分かりやすく解説
まずはAmazonにログインしておきましょう。
- こちらから返品受付センターにアクセス
「返品・交換を始める」をクリック。
- 注文履歴から返品したい商品を探す
見つけたら「商品の返品」をクリック。
- 「返品する商品を選択」
同時に注文した商品がある場合は、
①返品したい商品にチェック
②「返品の理由」をプルダウンメニューから選択
③「コメントを記入する」【※必須】
(簡単な内容を入力すればOKです)
④「次に進む」をクリック。
- 「手続き方法の確認と選択」
こちらでは返品後どのような手続きになるか案内があります。
今回のように「返金」の選択肢しかない場合は、交換は対象外になります。
同じ商品が必要な場合には、返品後に再注文しましょう。
内容を確認したら「次に進む」をクリック。
- 「返送方法の確認」
「返品手続きを開始」をクリック。
返品手続きを開始すると、返品に必要な情報を用意しなければなりません。
次はそちらを解説します。
返送に必要な情報を用意する(プリンターありの場合)
- 「返送方法」
「返品用ラベルと返送手順を表示・印刷」をクリックすると、印刷画面に切り替わるのでそのまま印刷をします。
印刷される内容は以下の2枚。
- 1枚目は「手順書」
- 2枚目は返品に必要な「返送先住所」と「返品受付ID」
確実に必要なのは2枚目だけですが、手順が不安な場合は1枚目も印刷しましょう。
- 印刷された「返送先の住所」と「返品受付ID」は、点線に沿ってはさみで切り取ります。
この2枚は以下のように使います。
①は梱包し終えた段ボールの外に貼る
②は返品する商品と一緒に段ボール内に入れる
ここまでやったら次は梱包に移ります。
返送に必要な情報を用意する(プリンターなしの場合)
プリンターがない場合は、手書きの手順が増えるだけです。
難しくはないので安心してください。
- 「返送方法」
「返品用ラベルと返送手順を表示・印刷」をクリックすると、「返送先住所」と「返品受付ID」が確認できる。
このように確認できます。
①が「返送先住所」です。
利用する配送業者の送り状に記載をします。
②は「返品受付ID」です。
(ぼかしが入って見づらいですが、バーコードの上に英数字が記載されています)
メモ用紙に「返品受付ID」を記入して、返送する商品と一緒に同梱します。
メモ用紙と書きましたが、特に指定は無いそうです。
「返品受付ID」が分かるように正確に書きましょう。
ここまでやったら、次は商品の梱包に移ります。
3.返品する商品の梱包方法と注意点
商品はできる限り届いた状態で返送しよう
念のため、商品以外のものを捨ててしまったときについて確認しました。
同梱されてた小物って、使わないと思ったらすぐに捨てちゃいますよね。
Amazonの不備の場合は、以下のような状態でも、商品さえ送り返してくれれば問題ないとのことでした。
- 外箱の破損
- 説明書の紛失
- 同梱されていた小物を破棄
段ボールに梱包するときは「返品受付ID」を忘れずに同梱しよう
梱包するときは、ガムテープとセロハンテープをご用意ください。
段ボールは届いたものをそのまま使うのがベストです。
段ボールをつぶしてしまって無い場合は、紙袋でも代用できるとのことでした。
返品する商品と、先ほど用意した「返品受付ID」を段ボールに入れてガムテープで閉じます。
「返品受付ID」が不足していると、返金ができずに着払いで送り返される場合があるの注意しましょう。
閉じたら「返送先」の書かれた紙を段ボールに貼り付けます。
ぼくはセロテープで貼りつけています。
梱包は以上になります。
梱包は簡単なので5分もかからずに終わりますよ♪
梱包が終わったら集荷依頼をしよう。郵便局を使うのがおすすめ
お問い合わせ伝票番号(追跡番号)が付いているものであれば返送方法については問いません。
お好みの配送業者を使えるのはいいですよね。
ただ、ぼくのおすすめは郵便局による集荷です。
Amazonで用意している日本郵便での返送は、あらかじめ返送先を把握しているため伝票記入の必要がないんです。
つまり、印刷された「返送先住所」を段ボールに貼り付けて渡すだけでOK。
例えば、ヤマト運輸を使った場合は、伝票記入の作業が増えます。
- 「返送先住所」を段ボールに貼り付ける
- ヤマト運輸の着払い伝票に「返送先住所」を記入する
あとは集荷にきた係員さんに荷物を渡すだけです。
お疲れさまでした。
Amazonによる過失の場合は「着払い」で返送するのがおすすめ
「着払い」と「元払い」について解説していきます。
まず、返送時の4パターンを図にまとめてみました。
着払い | 元払い | |
Amazonの 過失 | 〇 | 〇 |
自分の過失 | ✖ | 〇 |
Amazonの過失(不良品など)は、どちらの方法で送ってもOK。
Amazonの過失では、「着払い」で送るほうがおすすめです。
Amazonの過失で「元払い」を選んだ場合でも、かかった送料分は補填されます。
しかし、この場合は以下の手順が増えてしまいます。
- 領収書をスマホなどで撮影する
- メールに添付して連絡する
着払いならこの手間がないので楽なんです。
返品できなそう・・・。こう思い込んであきらめずに、上手に返品を活用していこう
Amazonのレビューを見ていると、「返品できない」的なことが書かれている低評価のレビューを見かけるんです。
届いた商品の不具合は、ほとんどの場合Amazonが責任をもって対応してくれます。
ぼくはかれこれ6、7年Amazonを使っていますが、すごく親切に対応していただけました。
過去に対応してもらった「返金・交換」のケースは以下の通り。
- パソコンディスプレイの不具合(交換)
- 商品説明と違うものが届いたので返品(全額返金)
- 説明通りに設置しても利用できなくて返品(全額返金)
- 商品が破損して届いた(交換)
やはり困ったらカスタマーサービスに連絡してみるのが1番だと思います。
この記事があなたのお役に立てたなら幸いです。